カメラマンの小坂です。
スマホカメラ講座でいただいた質問。
iPhone編集画面の「ブリリアンス」とは!?
について、その効果をサンプルを見ながら書いていきます。
この記事は
・iPhoneの編集をいじっていて、「ブリリアンス」って何!?
・どういう写真に使うといいの!?
と疑問に思った方に向けて書いています。
私も質問受けるまで"何となく"使っていたのですが、AppleHPの写真ユーザーガイドをみて"なるほど"となりました。
目次
iPhone 写真編集の「ブリリアンス」とは?
iPhoneの写真編集では、露出やコントラスト等が調整できます。
アップデートするたびに、編集できることがどんどん増えています。
その中で「ブリリアンス」とは?
AppleHPの写真ユーザーガイドをみると
とありました。
簡単に言い換えると
暗い部分を明るく、一番明るい部分を暗くすることで、写真全体の明るさを均等化し、
コントラストを追加する。
ということです。
サンプルを見てみましょう。
iPhone写真編集「ブリリアンス」効果は?
明るい部分と暗い部分の差が大きい写真に効果があるので、
この写真で試してみます。
晴天の日はこのように影ががっつり黒くでます。
「ブリリアンス」をかけてみます。
(写真左)「ブリリアンス」を下げると
暗い部分は更に暗く、一番明るい部分を更に明るく、されています。
子供の右手の袖を見るとよく分かります。
(写真右)「ブリリアンス」を上げると
暗い部分は明るく、一番明るい部分を暗く、写真全体の明るさが均一になっており、なおかつコントラストが上がっています。
子供の右手の袖、一番明るい部分で白飛びしていた汚れが「ブリリアンス」を上げることで、浮き出ています。
影で暗くなっていたところは明るくなり、白くなりました。
コントラストも上がっているので、上着の毛並みも浮かび上がりました。
iPhone写真編集「ブリリアンス」活用2例 ワンちゃんと景色
毛が白いワンちゃん。
分かりやすくするためブリリアンスを100にあげました。
暗い部分を明るく、一番明るい部分を暗くされて、コントラストがあがったため、
毛並みの描写が残りつつ、ワンちゃんがフワッと明るい印象に。
次はプールの水と空。
分かりやすくするためブリリアンスを100にあげました。
暗い部分(プールの水)を明るく、一番明るい部分(空の雲)を暗くなりました。
プールと空の明るさが均一化され、プールと空に一体感がある印象に。
コントラストも上がっているので、
水しぶきの勢いの表現も増しています。
iPhone 写真編集「ブリリアンス」使い方 まとめ
「ブリリアンス」は、
暗い部分を明るく、一番明るい部分を暗くすることで、写真全体の明るさを均等化し、
コントラストを追加します。
撮影した写真を明るい部分を暗く、暗い部分を明るくしたい! という時に触ってみましょう。
同時にコントラストも高くなるので、仕上がりを見ながら調整します。
スマホの写真編集はとても簡単にできるようになりました。
いろいろ触りながら、自分の好みを覚えていくのがオススメです。