新年度が始まりましたね。
小学校に入る時に準備するもの、鉛筆。
私の何気ない疑問、
「どうして小学校では鉛筆必須なのか?」
小学校教員の主人から驚きの医学的根拠を聞いたので、豆知識シェア。
小学校で鉛筆を推奨している理由
- 鉛筆の芯が折れないように書く、
その微妙なバランスが大事 - シャーペンだとポキポキ折れて、集中力もなくなるし、高学年になると授業中分解して遊びだす
- 小指球という部分(字を書くとき机にくっつくところ)を発達させる
鉛筆で字を書く、という行為は、手首・指・肩などにある30以上の関節と50以上の筋肉が連動していて、
鉛筆を使用することで小指球(字を書くとき机にくっつくところ)を発達させる、という医学的根拠もあるそう!
鉛筆はなんとなく良さそう、と思っていましたが、
そんな理由もあったなんて、、、全く知りませんでした。
参考:医学博士高木貞敬監修『頭を鍛える手指訓練法』(健友館)
脳を活性化させる鉛筆
シャープペンでは、中指にゆるーい刺激しか与えられず、
手のひらの支点となる小指球の発育を防いでしまうそうです。
そして、小指球が未発達だとしっかりした書体にもならないと。
手は、人間の体の中で一番多くの感覚器官が集まっている、「第二の脳」。
鉛筆で書く、指先を動かすことで、脳にたくさんの刺激が生まれ、脳が活性化!!
小学校では鉛筆を使用するのは常識で、学校によっては「ペンシルウィーク」といって、
鉛筆のチェックや持ち方を再確認する週間もあるそうです。
これを聞いて、三女にも鉛筆を持たせるようにしました。ww
今まではその辺にあるペンを持たせてました。
手にあった鉛筆を使用する
三女、一歳半の小さな手
幼児には通常の鉛筆は長いので、手に合った短い鉛筆がおすすめ。
長い鉛筆だと手が机についていなくて、大切な小指球へ刺激がいっていない!!
短い鉛筆に持ち替えただけで手が机にくっついて刺激がいっぱい!
上の写真の三女、左手で持ってますね。
右手で持つこともあるけど、左手の方が多め。
これも気になって調べてみたら、そのうち右手になることが大半だそうです。
人間の脳は、0~3歳までの間は右脳が優位に働いているため、器用に左手で鉛筆やお箸を使う子供が多く見られます。しかし、おうちの方が気を付けて、右手に持ち替えさせると、自然と右手を使うようになります。
3歳を過ぎるころには、脳の働きが左脳中心へと変わっていくので、特に注意をしなくても、右利きになることもあります。
引用:七田式教育公式サイト
やっぱり脳が密接に関係しているんですね。
このころは筆圧や運筆力を育てることが大事だそう。
知らなかった「鉛筆」の世界でした。